こんにちは、yusukeです。
今回は、税理士が顧問先から求められる仕事の内容や能力、結果について考えてみたいと思います。
この記事を書くにあたって
私は税理士となるために税理士試験の受験勉強中なので、当然資格は持っていません。
ただ、これまでの勤務経験において、税理士事務所を4件、年数は通算約13年、一般企業の経理事務職を2件、通算約6年ほど税務経理業界に携わっており、税理士側と顧問先側からの両方の視点から思うことを書きたいと思います。
一般的な税理士の仕事内容は?
一般的と言うと、多少語弊はあるかもしれませんが、大体下記の業務などを行うことが多いかと思われます。
- 税務代行業務
- 記帳代行業務
- 税務相談
- その他の対応や相談
税務代行とは、税務に関する書類、例えば法人税や消費税の計算をして書類を作成し、税務署へ提出しることをその顧問先に代行して行うことです。
税務代行は税理士の独占義務となっており、他の士業、例えば弁護士であったとしてもできないことになっています。
記帳代行は、簿記の原則に従って、帳簿を作ることです。昔は手書きで帳簿を書いて作ってたので、記帳といっていますが、今は会計ソフトがあるので、データの入力=記帳です。
税務相談は、そのとおり税務に関するいろいろな相談を受け、解決していく業務です。
その他の対応や相談というのは、かなり省略して書いてしまいましたが、会計や税務以外のことに関する対応や相談を受けることです。
法務や人事、労務などの問題を相談されることもあります。簡単なことや分かることであればすぐ回答出来ると思いますが、会計税務以外の専門的なことであれば、提携している司法書士や社労士を紹介する、といったことも業務のうちに入るでしょう。
たまには他にも仕事とは関係ないプライベートな困りごとなども相談されるかもしれません。
税理士に求められる仕事や能力とは?
上記の仕事内容は、税理士として仕事をする上では当然の業務になると思います。
税理士事務所と一般企業、両方の勤務経験を持っている私が思うには、当然の業務プラスαが必要だと思います。
税務会計に関する知識は税理士なので持っていて当然のレベル。プラス部分については、いろいろありますが、私は税理士業はサービス業だと思っているため、例えば説明する際にも専門用語を出来るだけ使わずに分かりやすくお客さんに伝えるとか、税法や会計規則には乗っていないような節税のノウハウ、それから物事に対する対応の早さなど。
お客さんの要望を汲み取って、完全にそのとおりにならなくても、出来る限りその要望に近づくように努力して対策する気持ちを持つことも重要だと思います。
まとめ
- 税務会計の知識は持っていて当然
- プラスαが求められることが多い
- どれだけお客さんに寄り添えるか
- 問題に対応する早さは重要
- 人間性の良さも重要です
私も勉強しながら、資格を取ったら上記のようなことも出来るように、日々頑張ろうと思います。
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