こんにちは、yusukeです。
今回は『株主総会』について書いていこうと思います。
株主総会とは何か?
株主総会とは、その名の通り、株式会社の株主の会議のことです。
株式会社が誰のものなのか?ということを考えたことはあるでしょうか?
これにはいろいろな考え方があるようですが、一つの考え方として、株主のものということが言えます。
株主総会はその株主の話し合いの場であるため、【株式会社における意思決定の最高機関】と言われています。
決定する事項、変更する事項など、会社に関する色々な事項を決める場になりますので、大変重要で、その決定・変更する事項が登記しなければならない事項である場合には、総会の議事録の添付が義務付けられています。
株主総会はいつ開催されるのか?
株主総会の種類としては2種類あり、「定時」と「臨時」があります。
定時株主総会
決算の日の翌日から3か月(中小企業等の場合は2か月) 以内 に開催される、毎年同じ時期に開催されます。
臨時株主総会
「定時」以外はすべて臨時の株主総会で、自由に開催することができます。
株主総会では何を決めるのか?
これは「会社の重要な決議事項」ということで、その内容は多岐にわたるので全ては書ききれませんが、比較的良く行われる決議事項としては、以下のようなものがあります。
- 決算の承認について
- 定款の変更について
- 役員の人事(就任や退任など)について
- 役員報酬の改定について
- 剰余金の配当について
- 増資、減資について
- 本社の住所変更について(本店移転)
など
あくまで決議事項のほんの一部であることをご了承下さい。
株主総会議事録の作成
株主総会が開催されたら、その総会の内容をもとに【 株主総会 議事録】を作成して、保管しておきます。
登記が必要な場合には、この株主総会議事録が添付書類になる場合もありますので、株主総会が開かれた場合には、「定時」「臨時」に関わらず、必ず作成するようにします。
株主総会議事録は誰が作成するのか?
作成するのは、自社で作成するのはもちろんOKですが、登記が絡む場合には、司法書士の先生に登記代行をお願いすると、議事録も同時に作成してくれます。
まあ添付書類なので、当たり前といえば当たり前ですが。
まとめ
- 株主総会は「株式会社における最高意思決定機関」
- 株主総会は「定時」と「臨時」の2種類
- 開催されたら議事録を作成し保管する
- 登記が必要な場合は添付書類となる
- 作成するのは自社又は司法書士
このようなところでしょうか。
それではまた。
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